電話応対のポイント
電話がかかってきたとき、あなたは「はいもしもし、○○です」なんて、聞かれもしない名字を名乗ったりしてはいませんか?もしやっているなら、今すぐストップしましょう。
悪質なセールス電話などでは、名前もろくに調べずに、手当たり次第にかけてくるところも少なくないのです。そんな相手に、わざわざこちらから情報を与える必要はありません。
たとえば私の場合、名前も聞かずにかけてきた相手には、こんな対応をとっています。
私「もしもし」
相手「はじめまして、今○○のご案内でお電話をさせていただいてるんですが…奥様でいらっしゃいますか?」
私「失礼ですが、いったいどちらにおかけでしょうか?」
…これを言っただけでガチャ切りされることもあります^^;
「○○さんのお宅ですか?」と最初に名前を聞いてこない相手の多くは、まず答えられません。相手が言葉に詰まったら「こちらへの用件でないのでしたら、失礼します」と言って、反論を待たずに切ります。
また、セールスや案内の電話相手に、「結構です」という言葉を使って断るのもよくありません。「○○していただいて結構です」と無理やり解釈して、強引に契約を迫ったりするところもあるからです。「必要ありません」「いりません」「お断りします」など、ハッキリとした拒否の言葉を使うようにして下さい。
あと、話に長くつきあうと、結果的に相手にいろんな情報を与えてしまいますので、私の場合は、相手が名前を聞いてきた場合、それには答えずに、すぐ「どういったご用件でしょうか?手短におっしゃって下さい」と聞き返します。
で、概要を聞いたら途中でも「そういったものはお断りしておりますので、失礼します」などと言って、そのまま切ります。
セールスや各種案内・勧誘を断るポイントは、相手に情報を与えない、事務的に淡々と、そしてハッキリと拒絶の言葉を口にすることだと思います。たまに、セールス相手に感情的になって罵声を浴びせて切る人がいますが、これはおすすめしません。
相手は少なくともあなたの電話番号は知っているのです。しかも電話勧誘なんてしてくる相手ですから、あまりまともな相手じゃないことも多々あります。つまらないところで、いらぬ恨みをかう必要はありません。
どんな断り方をしてもキレてくるような相手の場合は、それこそまともじゃありませんから、しっかり会話を録音しておきましょう。固定電話であれば、たいてい録音機能はついているはずです。
ついでに、答えてくれるかどうかは分かりませんが、会社名・会社の住所・責任社名・そして相手の名前を矢継ぎ早に質問攻めにしてみるのもいいと思います。
以前、「どうしてもまともじゃない相手には、どうせ言葉が通じないのだから一方的に「般若心経」を流して対抗する、するとたいてい数分も待たずに切れる」…というのも見かけましたね^^;
また、セールス電話などがかかってこない環境にすることも大事です。電話帳への掲載をしない、ナンバーリクエストを利用して番号非通知の相手からの発信をブロック。これだけでも迷惑電話はかなり減りますよ。
綜合警備保障のALSOK(アルソック)の写真画像付き紹介レポート