盗聴に気をつけよう!
ストーカーなどの存在を考えたとき、怖いのが盗聴です。普段の何気ない会話が、知らないうちに他人に聞かれている。これを想像しただけでも気持ち悪いものです。
これは実際に私が知った盗聴の例ですが、電話で、ある一人暮らしの女友達と会話しているときだけ、雑音がよく入る、という状態が続きました。
他の人と話しているときは音質はクリアだったので、友達側の電話に何か問題がある可能性が高い、と思うようになり、ある日、その友達と電話で話しているときに、私から「見えない第3者」にいきなり話しかけてやりました。
「なあ、そこで盗聴してる人、バレてないとでも思ってんの?」…この後、音声がいきなりクリアに。分かりやすすぎます(笑)。これで友達も盗聴されていたことをハッキリと自覚しました。どうした対策をとったかは分かりませんが…
ちなみにこれはかなり犯人がマヌケで分かりやすい例だからよかったのですが、盗聴されているかどうかというのは、基本的にはきわめて分かりにくいです。
シグナルとしては、この件のように電話に雑音が入るという現象以外では、無言電話が多くなる、家の周辺に不審な人や車を以前よりよく見かけるようになった、などといったところがあげられます。
外からの盗聴被害を少しでもなくすために大切なことは、まずコードレス電話の使用をしないこと。親機でさえ安心できません。まして子機にいたっては、セキュリティの甘さはダントツです。
盗聴防止の機能をうたっているものでも、ある機械を使えば簡単に盗聴されてしまうことも少なくありません。意外にも盗聴にたいしては携帯電話のほうが、まだ多少は安全性が高いといえるのです。
また、盗聴については、外からだけでなく、部屋の中などに盗聴器が仕掛けられていることがあります。よくあるところでは元恋人からもらった品物の中や、電話の本体や受話器の中というのがあげられますね。
さらに、賃貸物件や中古物件の場合は、前の入居者が意図的に盗聴器を仕掛けていることもあります。これがもっともやっかいです。仕掛ける時間はたっぷりあるので、ありとあらゆるところが可能性としてあげられるからです。
これらの盗聴器を発見するには、自分で盗聴器発見グッズを買って徹底的に探すか、プロの手を借りるかのいずれかです。ただ、プロに頼む場合は、多少料金が高くても、信用できると思ったところを選んで下さい。盗聴器発見と称して、あらたに盗聴器をとりつける悪徳業者もあるのです。
「盗聴電波を感知しましたので調べさせていただけませんか?」というような口実でいきなりやってくる業者は、絶対に相手にしないことをおすすめします。
綜合警備保障のALSOK(アルソック)の写真画像付き紹介レポート
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