危険な国・ニッポン!?
「日本は安全な国」…今、この言葉を額面どおりに受け取れる人がどれだけいることでしょうか。犯罪の凶悪化、低年齢化…日本の治安はじょじょに、そして確実に悪くなっているといえます。いつ、自分が犯罪被害を受けるかわからない、そんな時代になってきていると思います。
褒められた話ではないですが、私の祖母の場合、住居がそれなりに田舎だというのもありますが、かつてはちょっと出かける程度なら鍵なんてかけない、ということも珍しくありませんでした。しかし、今はその祖母でさえ、鍵かけを徹底するようになっています。近年、祖母宅の近所でも空き巣が多発するようになってきたからです。
犯罪については警察を頼りにしたいところなのですが、その警察の検挙率に関しても、昔に比べてかなり低くなっており、たとえば窃盗の検挙率はたったの20%台。4〜5件のうち一件程度しか検挙されないのが現状です。ハッキリ言ってしまえば、「捕まらない可能性の方が高い」。これでは犯罪がなくなることなんて、とうてい期待できないでしょう。
もう、警察だけに頼っていられる状態ではないと思うのです。確かに、世界的に見れば今の日本でもまだまだ「安全な国」の部類に入るかもしれません。しかし、他国と日本の治安レベルの差はじょじょに小さくなってきているのではないでしょうか。
そして、私たちはこれまでの「日本は安全、というのが当たり前」の状態で生活することに慣れきってしまっているため、近年の急激な治安の悪化にまるで対応できていないのも事実です。おまけに、犯罪被害は空き巣などのように、直接財産を盗むだけではなく、情報を盗んだりして次の悪事につなげるなど、手口も被害も多様化の一途をたどっています。
ひとりひとりが「日本はもはや安全ではない。どんどん危険な国になってきている」という自覚を持つことが大切、もうそんな時代になってきているのではないでしょうか。これからのセキュリティの重要性について、じっくりと考えてみませんか。ここでは、あなたと家族の安全と財産を守るための対策について、いろいろな面から考えていきたいと思います。
綜合警備保障のALSOK(アルソック)の写真画像付き紹介レポート
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