怖い!玄関の「ドアポスト」

あなたの家の玄関ドアには、新聞や郵便物を差し込める「ドアポスト」がついてはいませんか?これ、ドアスコープ以上に危険な存在です。開口部が広いため、そのままダイレクトに家の中を簡単に覗くことができます。

おまけに、入り口がこれだけ広いと、犯罪者にとっては「ここから道具入れ放題」状態です。仮に中にポスト箱がきちんとついていても、ふたを上げて針金を通したり、場合によっては手も簡単に入れられてしまいます。そしてサムターン回しなどであっさり開錠、というわけです。

持ち家の場合なら、この手の玄関ドアはドアポストのないものと交換することを強くおすすめします。ドアの交換が無理なら、中から頑丈な工具で完全にふさいで、ポストは別に外に用意しましょう。

賃貸の場合だと、なかなかそうもいかないのが頭の痛いところですが、最低限、サムターン防止のカバーなどをかぶせておく、ドアポストからダイレクトに中を見られないように目隠しをしておく、といった対策はとりたいものです。

ちなみに、賃貸でドアポストのある家に住んでいた私の友達の場合は、「誰かがドアポストから手を入れてきて、ドアノブ方向にその手や指を持ってきた場合にはカッターナイフの刃が確実に当たる」ような仕掛けを作っていました^^;

結局この友達の家は被害にあうこともなく、またカッターで誰かがケガをした痕跡も残っていなかったそうなので、実際の効果のほどは分かりませんが、なかなか面白い着眼点だったとは思っています。

ドアポストについて、まったくのノーガードで放置しておくのはあまりにも危険です。自分なりにできる対策を、しっかりやっておきましょう。

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