通帳と印鑑は一緒に置くな!

タイトルを見れば、これは基本中の基本と思う人も多いと思うのですが、現実には、多いんですよねえ…通帳と印鑑を同じ引き出しに入れたりしている人。よほどセキュリティにすぐれた頑丈で重くて開けにくい金庫の中ならともかく、それ以外でこのようなことをするのは無謀としか言いようがありません。

最近でこそ、銀行などでは「○○万円以上の払い戻しには身分証明の提示を…」などと、身分証明なしの払い出しには金額の制限をかける傾向にありますが、それでも、制限のラインは数十万円レベルのところがほとんどなので、それなりの被害額になることは間違いありません。

ですから必ず、通帳と印鑑は、離して保管するようにしましょう。このときおすすめなのが、通帳の横にダミーの印鑑を置いておくことです。空き巣は通帳の横に印鑑がなければ、さらに印鑑をあちこち探すかもしれませんが、通帳とともに印鑑が見つかれば、多分迷わずそちらも一緒にお持ち帰りです。

それ以上荒らすことはあまりしないでしょう。もちろん、ダミーの印鑑も、実際に朱肉をつけるなどして、使用した形跡をわざと作っておきましょう。

ちなみに私は、銀行で使用している印鑑は会社のロッカーに保管していました。仮に印鑑だけ盗まれても、それだけでは何の印鑑か分からないので、被害を受けることはありませんしね。で、自宅には通帳と100均で買ったニセ印鑑を並べて置いていた、というわけです。

また、パスポートや健康保険証、年金手帳など、本人確認書類として使えるものも、けっして通帳の近くに置いてはいけません。あまり出し入れする機会がないようなら、出すのにかなり手間がかかるところに置いておくのもいいでしょうね。ちなみに我が家では、出すのにドライバー(ネジ回し)の使用が必要なところに隠しています(笑)

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